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弦楽器販売

ストリングスハウスでは、

弦楽器販売・レンタルを実施しています。

ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ販売

 

それぞれの楽器には様々な種類がありますが、一般的に金額と音の良し悪しは比例します。そして弦楽器において大切なこととして、楽器のクオリティと上達度は比例します。10万円の楽器でプロになるヴァイオリニストはいません。まずはその原理について解説したいと思います。弦楽器は、本体と、弓の2つで構成されます。

 

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ヴァイオリンもヴィオラもチェロも基本的な考えは同じですので、ヴァイオリンを例に解説致します。


説明の前に、一点だけ!このようにヴァイオリン販売について書くと、「教室に行ったら無理やりヴァイオリンを買わされるんじゃないか!?」と思われる方がたまにいらっしゃいますが、そんなことは絶対にありません。先生と一緒にお選びいただければ、どこの楽器店でお買い求めいただいても一向に構いませんのでご安心ください。ただし、失敗してほしくないので必ず先生と一緒に選んでくださいね。

 

ストリングスハウスは楽器店に教室が販売目的でついているのではなく、教室が楽器も扱っているだけで、あくまで本業は音楽教室です。もちろん心を込めて良いものを選別、調整しご用意しておりますが、販売目的というよりも楽器の重要性を知り理解を深めていただきたい為にこの記事を書いております。

 

この記事の下の方には高価で素晴らしい楽器も紹介しておりますが、良い物はいいとしか言えないのです。弦楽器に対する知見を深めてほしいという趣旨であくまでご紹介しているということを前提に、読み勧めてください。

 

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弦楽器本体について

 

 良い楽器とは 

良い楽器とは、音が大きい楽器です。

基本的に弦楽器は音が貧弱ですので、音が大きく、良く響き渡ることがひとつの評価であることに加え、自分の音が聴こえやすくなるという利点がございます。 これを「良く鳴る楽器」と言います。

 ヴァイオリンの鳴りは、木の材質、楽器の作りは当然のこと、

  • 「振動」つまりどれだけ弾いているか
  • どれだけ年を重ねているか

この2つにより、決定されます。

 振動も単にな鳴らせばよいというものではなく、腕の良いヴァイオリニスト、ヴィオリスト、チェリストが弾きこむことにより、より良く鳴る楽器となって育つのです。有名なストラドヴァリウスなどを保管している博物館に、定期的に楽器を出して弾きこむ係がいる事にも頷けます。様々な定義がありますが、だいたい出来てから50年以内の楽器を新作、150年前~50年前をモダン、それ以前をオールドと呼ぶことが多くあります。新作は、良く良く弾きこまななければよい音が出ません。

 

 

 良い楽器を持つと早く上達する理由 

1.音程を取りやすくなる

良い楽器は、良く響く、鳴る楽器と書きました。よい楽器を持つと、音が良く聴こえますので、音程を取りやすくなります。(厳密に書くと音程ではなく音高ですが、一般の方向けに音程と記します)弦楽器は音程が命。

音程をしっかりとれる事で、早く上達します。早く上達しやすくなる、といった方が正しいかもしれません。

 

2.音が良いので練習したくなる

良い楽器であればあるほど、当然音も良いものです。良い音の楽器には自然と触りたくなります。そして、単に触るだけでなく、より良い音を出そうと工夫し、切磋琢磨するようになります

微妙な音しか出せない楽器では触れたいと思う気持ちもやる気も起きず、上達は遠のくばかり。。大人の方であれば、購入目安は最低でも30万円以上の楽器である事が早期上達に必須と言えます。

 

 

 上達の早さは乗り物のスピードと同じくらい 

ではどの位上達のスピードが違うのか。ほぼ、乗り物と同じです。

・A.5~10万円 自転車が買えます 最高速度30kmくらい

・B.30万円~ バイクが買えます 最高速度100kmくらい

・C.150万円~ 車が買えます 最高速度200kmくらい

・D.1500万円~ フェラーリが買えます 最高速度350kmくらい

 

A.を基準とすると、B.の場合3倍のスピードで、Cの場合7倍、Dであれば10倍以上のスピードで上達すると思ってよいと思います。 器を変えるだけで、10時間かかるところを1時間で弾けるようになり、練習に無駄がなくなるのです高価なものでありますが、人生において時間は取り戻すことが出来ません。上達と楽器の関連性について、ここまで大きく強調させていただく理由がお判りいただけた事と思います。

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 価格帯と、購入できる楽器の目安 

ここではヴァイオリン、ヴィオラを例にご説明します。 チェロはこれらの約1.5倍程度とお考えください。

 

SS WEB 画像 ミナトVN.png●30~100万円

中国、台湾、チェコ、ルーマニア等、主に生産コストが低くおさえられる国で作られたヴァイオリン。ドイツ等もこの価格帯です。

初心者の方はこれらのヴァイオリンを持っておけば、アマチュアのオーケストラなども演奏可能でしょう。ソリストとして弾くには不足は否めませんが、それなりの音が出るヴァイオリンが手に入ります。

 

 

SS WEB 画像 ミナトVN.png●100~1000万円

前述の物に加え、フランスの100年ほど前の物、イタリアの新作が候補に入ってきます。

音大を目指す、またはプロレベルを目指すのであればこの辺りのレベルの楽器は必須です。イタリアの新作は、最初は音があまり出ませんが、10年20年弾きこむことによりモダンの音色に変化していきます。20〜30代のお若い方にはイタリアン、そうでない方にはフランスやドイツのオールドがお勧めです。現実的には、このレベルの楽器をお持ちになって頂きたいところです。

  

SS WEB 画像 ミナトVN.png●1000万円~3000万円

プロ御用達のヴァイオリン。

この価格帯がプロが最も使っている楽器と言えるでしょう。代表的なのは100年ほど前のイタリアン。本当に素晴らしいものが多く、価格に見合った、またはそれ以上のクオリティを持つものばかりです。この辺りの楽器は高額すぎて、ヴァイオリン販売店でも扱っていないところが多いのですが、ストリングスハウスでは豊富に取り揃えております。

 一生奏でたくなるヴァイオリン、ヴィオラ、チェロはこの価格帯です。

 

 

SS WEB 画像 ミナトVN.png●3000万円~

150年以上前のオールド楽器です。素晴らしいものもありますが、単にプレミアがつきすぎているだけの物もあり判別が難しいのがオールドです。TVなどで揶揄されるぼったくりに近いものも残念ながら存在しますので、専門家による厳密な鑑定が必要です。

ストリングスハウスでは良質の楽器のみ厳選し、取り揃えております。基本的な考え方として、やはり楽器のクオリティは金額と比例します。ご予算が許す限り良い物をお買い求めになられますと、その楽器は一生の宝物、伴侶になりますよ。

 

 

 

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★同じ楽器でも、金額が違う理由★

同じ楽器や楽器店でも、数百万円以上も金額が違う場合があります。

それは、例えば有名なモダンイタリアンの同じ名前の作り手でも、実はその作り手の鑑定書だったとしても、その年は実は弟子が作っていたことが明らかであったり、作りがいまひとつであったりと、様々な理由により差が出てくるのです。

金額は、作り手の腕に加え、その楽器の持つ音に対して付けられていると思って頂いたほうがよいでしょう。

また単に良い楽器を購入すればいいという話ではなく、何年もかけて楽器を育てていくことが大切です。

弦の種類だけでも数十種類、松脂もたくさんの種類があります。弦の種類はどうしようか悩みつつ試行錯誤して弾きこんでいくことで、世界に一つだけのあなたの楽器が完成するのです。 

 

ストリングスハウスでは、弦楽器の販売も行っています。一度弾いてみたい、購入について相談したいなど、ご興味がおありの方はお気軽に03-6873-4487までお電話にてご相談ください。

ヴァイオリンは高額な為、保管倉庫からの移動など、実際にお手にして頂くまでに少々準備の時間が必要となります。必ず事前にお電話くださいませ。

 

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くどいようですが、どの楽器店で購入されても一向に構いません。ただし、よい楽器を手に入れるために一人で買わないで、必ず先生に一緒に見てもらう、その約束だけは守ってください。

 

 

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